軍艦島こと長崎市端島が出炭量で最盛期を迎えた昭和16年の絵葉書集。往時の町並みや人々の様子が記されている。
長崎市の南西約16キロの海上にある端島は旧三菱端島炭鉱として1870年に開坑し100年余り続いた。昭和49年1月15日に閉山し島は無人となったが、操業時よりその姿が日本海軍の戦艦「土佐」に似ていることから、軍艦島の通称で呼ばれてきた。良質な強粘炭が取れ高島炭鉱とともに、日本の近代化を支えてきた炭鉱の一つであった。面積約6.3ha、海岸線全長約1,200m、東西の長さ約160m、南北の長さ約480m。島内には炭鉱施設のほか、住宅・学校・店舗・病院・寺院・映画館・理髪店などが整い、人工最盛期の1960年には約5300人が暮らし、人口密度は当時日本一であったという。1916年(大正5年)に建設された日本最初期の鉄筋コンクリート造の7階建て高層アパートを皮切りに、島内には幾重に重なる高層アパート群が建ち並び、屋上庭園では菜園などもあり、今日の温暖化防止につながる技術も備えていた。

  
na0101■端島プール(水泳を楽しむ子供たち)
na0102■大グラウンド(運動会の様子)
na0103■端島金比羅神社(高台に建つ神社)
na0104■端島高等小学校(木造の立派な校舎)
na0105■昭和館(劇場・映画館)
na0106■端島小学校と稼働者住宅(立ち並ぶ低層の集合住宅)
na0107■端島コンクリート九階建ノ偉観(日本初の高層コンクリ住宅)
na0108■端島神社祭禮(神社での祭事の様子)
na0109■端島二坑の立て坑櫓
na0110■絵葉書の袋
hin0101■端島の景★
hin0102■端島風景★
hin0103■端島竪坑捲座★

na0101■端島プール(水泳を楽しむ子供たち) na0102■大グラウンド(運動会の様子)
na0103■端島金比羅神社(高台に建つ神社) na0104■端島高等小学校(木造の立派な校舎)
na0105■昭和館(劇場・映画館) na016■端島小学校と稼働者住宅
na0107■端島コンクリート九階建ノ偉観 na0108■端島神社祭禮
na0109■端島二坑の立て坑櫓 na0110■絵葉書の袋
hin0101■端島の景★ hin0102■端島風景★

hin0103■端島竪坑捲座★

※ここに掲載している絵葉書(印刷物)の画像データ提供等も相談に応じます。問い合わせはこちら
鮮明な複製プリントサービスも開始!1点@400円(送料140円)より
希望の方は問い合わせフォーム内容欄に希望品名を記入しお申し込みください。

★印の画像は平原健二氏の所有品です。
※ここに掲載の絵葉書は、今までに収集した資料のうち原則として発行後50年を経過したものを中心に掲載しています。
万一、関係者の方で不都合が生じる場合は、管理者へご連絡ください。掲載を中止させていただきます。


当サイトで使用している画像・文章等の無断使用並びに無断転載はご遠慮ください。
Copyright 2007(C) Map Communications Museum. All Rights Reserved.