昭和27年、発展著しい頃の延岡市の記録。懐かしい町並み。
 大正の広重と呼ばれた鳥瞰図絵師・吉田初三郎晩年の作「延岡市鳥瞰図(昭和27年)」作成の際に記録撮影した写真である。旭化成とともに整備発展する延岡の町並みが記録されている。延岡は大正期の作品もあり、鳥瞰図の比較による町並みの変化を観るのも楽しい。ちなみにこの作品の絹本原画は延岡市内藤記念館に常設展示されている。(九州保健福祉大学・山内様および内藤記念館に写真を調査いただき解説を追加しました。ありがとうございます。)
≫その2


吉田初三郎「延岡市鳥瞰図」昭和初27年・部分

Mi0031■今山より北東をみる。
左奥は旭化成レーヨン。手前は旭小学校、国鉄高千穂線(日之影線)とレーヨンへの引き込み線の分岐が見える。
Mi0032■安賀多橋より南をみる。
旭化成工場。

Mi0033■南町にあった頃の警察署。

Mi0034■南町・中央通付近より城山方面をみる。
手前は日向興業銀行、奥の三角屋根は郵便局。
Mi0035■南町・警察署前(南町中央付近)より城山方面を見る。ソース・醤油の看板は赤松米屋。

Mi0036■船倉より東をみる。鉄塔は現在の警察署。奥は日豊線の鉄橋、奥の教会は現在も船倉にある延岡カトリック教会。左に曲がると五ヶ瀬橋。
Mi0037■延岡駅前
駅南側より西北西をみる。
Mi0038■駅構内
延岡駅から北東をみる。
Mi0039■板田橋から北東をみる
中心の建物・白壁の土蔵などは谷家。
Mi0040■板田橋から北北東をみる
左側の木々は谷家の庭。
Mi0041■中央通ロータリーより城山方面をみる
北西角(右)姫野酒店・松崎陶磁器店、南西角(左)鹿児島銀行。
Mi0042■五ヶ瀬川南岸より北東をみる
橋は五ヶ瀬橋、橋をわたってすぐの建物は料亭翠光。中央の細長い建物は内藤家のレンガ蔵。
Mi0043■延岡駅前
駅南側より北西をみる。
Mi0044■延岡駅前
駅北側より西南西をみる。
Mi0045■須崎町より南東をみる
左側に写っているのは日豊線の鉄橋、手前は材木置き場、奥は長浜海岸。
Mi0046■船倉の市営住宅より南西をみる
手前左は写っていないが須崎橋、奥に見えるの橋が安賀多橋。建設中の建物は、焼失した延岡実践女学校跡地に建設されたものか。
Mi0047■今山から南南東をみる
手前が祇園町、奥が愛宕山。
Mi0048■今山から南東をみる
奥が日豊線鉄橋。
Mi0049■中町西詰
左奥の茂みが城山、左側が旧市役所、右が図書館か。
Mi0050■東本小路を北に見る
左手前の建物か裁判所、次に市役所、図書館へと続き、奥が亀井橋か。

Mi0051■船倉の市営住宅より西をみる
奥に見えるのが中央通のロータリー、左奥は城山。


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