明治の面影を色濃く遺す港町三角の戦前の光景。
 三角港は有明海と不知火海との境に突き出た宇土半島の突端に位置し、現在は三角西港と呼ばれる。三角西港は明治三大築港の1つとして、明治政府の殖産振興政策に基づいて建設され た地方港湾の1つ。オランダ人水理工師ムルドルの設計にり明治17年から20年にかけてつくられた。当時の都市計画により築かれた町並みが往時のまま残る。この絵葉書は昭和戦前期のもので、絵葉書に写されている光景は昭和4年、三角駅に隣接して新たに造られた三角東港を中心としたもの。三角は明治期の絵葉書も多く残る。三角の歴史と絵葉書の光景を探す旅はいかがだろう。


三角港及駅付近の全景(昭和10年頃)




KU0101■三角駅付近及戸馳より八代の遠望(昭和10年頃) KU0102■九州商船桟橋(昭和10年頃)
KU0103■三角港及駅付近ノ全景(昭和10年頃) KU0104■戸瀬ノ白灯台ヨリ(昭和10年頃)
KU0105■中神島より三角港全影(昭和10年頃) KU0106■三角港内荷島風景(昭和10年頃)
KU0107■天神山ヨリ中神島ヲ望ム(昭和10年頃) KU0108■寺島灯台(昭和10年頃)

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