古くから港町として繁栄した津屋崎と宮地嶽神社及び福間の光景。
 1897年(明治30年)に町制施行した津屋崎町は、1909年(明治42年)に宮地村を合併し発展する。港町、漁港として早くから開けた地で、明治期より馬車鉄道が福間方面から開通している。古くから開けた港町に共通することだが、交通手段が海路中心の時代から栄えた港町は、明治期に多くの町並み絵葉書が発行されたが、その後交通が陸路へ移るに従い、海水浴などの観光地として僅かに絵葉書が発行される程度となり、明治期の古いものが中心である。1925年(大正14年)には博多湾鉄道汽船の宮地岳線(のち西鉄線)が開業し宮地岳駅が開業(宮地嶽神社第2駐車場付近にあった)。戦後の1951年(昭和26年)に津屋崎駅へ延伸した際に宮地岳駅も移転した。2007年4月1日、部分廃止に伴い宮地岳線の名称と駅も消滅した。


宮地嶽神社前馬鉄停車場(明治末)

F0551■津屋崎海岸・小倉野戦12連隊水馬演習(明治末) F0552■津屋崎海岸・クグリ岩(明治末)
F0553■津屋崎・活洲場(明治末)いけす、放魚場 F0554■津屋崎海水浴場(明治末)
F0555■津屋崎町全景(明治末) F0556■宮地嶽神社前馬鉄停車場(明治末)
F0557■津屋崎活洲場・防波堤(明治末) F0558■宮地嶽神社前・常盤町(明治末)馬車鉄道が見える
F0559■津屋崎橋及び東卿公園遠望(大正中期) F0560■津屋崎町入口(明治末)
F0561■津屋崎の渡船(明治末) F0562■九大臨海実験所(明治末)
F0563■津屋崎町潮湯御宿・不老館(明治末) F0564■宮地嶽神社参道(大正中期)
F0565■宮地嶽神社境内より玄海を望む(明治末) F0566■宮地嶽神社遠景(明治末)
F0567■宮地嶽神社全景(明治末) F0568■宮地嶽神社社殿(明治末)
F0569■宮地嶽神社神苑(明治末) F0570■津屋崎町入口(大正初期)
F0571■千年家全景(昭和10年頃) F0572■千年家四明の法火とかまど(昭和10年頃)
F0573■東郷公園より津屋崎全景(大正中期) F0574■宮地嶽神社鐘堂より高倉全景(大正中期)
F0575■渡りより見たる津屋崎(大正初期) F0576■福間町駅前広場(大正末)
F0577■福間駅(大正末)

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