わたしたちのまち「東光」は、博多駅と福岡空港に挟まれた交通の要所です。校区の歴史や魅力を8つのグループで探しました。

東光校区では「御笠川を守る会」の活動で「手作りいかだ下りレース」や「コイの放流」なども活発に行われている。しかし、最近では1999年と2003年に相次いで梅雨時期に河川が氾濫するなど、昔から水害の多い地域でもある。福岡市総合図書館に保存されている「フクニチ新聞ニュース写真資料」一覧を見ても、この地域のニュース資料はそのほとんどが河川増水による水害、浸水被害だった。

■昭和38年の洪水
昭和38年6月29日から7月2日にかけての集中豪雨で浸水した堅粕地区(東光公民館提供)。昭和だけでも28年、33年、38年、53年と幾度となく水害に見舞われている。
■昭和38年の洪水
昭和38年6月29日から7月2日にかけての集中豪雨で浸水した御笠川沿いの東光・東比恵地区(東光公民館提供)。
■2003年の洪水
2003年7月19日早朝、上流の大宰府に1時間に100ミリを超す豪雨が降り、御笠川は大氾濫。前年に河川拡張工事が終了し「これで洪水はない」と安心していた地域住民は再度被災する。特に古い家屋が多い堅粕地区は被害が大きかった。
■2003年の洪水
2003年7月19日6時頃の百年橋通り比恵大橋付近。博多駅東地区へ隣接するこの地区では1999年の洪水の際にも冠水。死者1名を出した。
■2003年の洪水
2003年7月19日6時頃の百年橋通り東比恵交差点付近。この地下には地下鉄東比恵駅がある。
■2003年の洪水
2003年7月19日の洪水時、水が引き始めるとカメやコイ、フナなどが数多く道路や家屋敷地に取り残されていた。中にはサンショウウオまで流れついていた。
■毎年夏に開催するイカダレース
毎年夏に地域住民が開催しているコイの放流と手作りいかだ下りレース。この写真は2002年、まだ護岸工事が行われている際の風景。2003年の水害の後、川はさらに川底を2mあまり掘削し、深くなった。
■毎年夏に開催するイカダレース
毎年夏に地域住民が開催しているコイの放流と手作りいかだ下りレース。この他にもカヌー教室なども開催し、地域の子ども達の夏の楽しみのひとつとして定着。
東光おもしろマップづくり委員会(創立50周年記念事業)
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