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 年賀状の案を考える季節がまたやってきた。この一年、気が付くと一枚も
 絵地図を描いていない事に気づき、せめて年賀状に自作の「絵地図」をと
 発憤!下書きはスラスラと描けたのだが、ここからこれまでのように筆で
 彩色するか、パソコンに取り込んでデジタル彩色するかで悩んでいる。

 悩む理由は、双方に利点があるから。絵筆で描く絵地図の独特の風合いや
 暖かさはデジタル絵地図には無いが、デジタルで彩色する場合は「修正」
 が楽な点がある。絵筆で描く際の一番の悩みは、私自身昔から彩色はあま
 り得意でないこと。これは小学生の頃から、毎年県展の入選には入るもの
 の、特選が最後まで取れなかった理由のひとつだと自分で思っている。

 進学してデザイン学校でも、デッサンは学年でも1番。私のデッサン画は
 当時の先生が大半を持っている。が、しかし彩色すると色遣いがヘタなの
 か、根気が続かないのか、あまり良い出来にならず、それ以後、作品を描
 く際は黒一色のペン画ばかりとなったほど(笑)。グラフィックデザイン
 に進んだ後も、密かなコンプレックスとなっていたが、最近はパソコンで
 色々試しながら制作するため、彩色で悩むことも少ない。

 スケッチ画などの教材本は、書店に行ってもたくさん出ているが、パソコ
 ンでの彩色やレタッチとなると難しい本が多い。しかも「絵地図」となる
 と、どうしても手書きの柔らかさは無く、最近の観光マップに横行してい
 る「ありきたりのデジタルイラストマップ風」になってしまいそう。

 それで、結局参考にしているのは、絵地図作家の村松昭さんが10年ほど
 前に出版されている「楽しい絵地図づくり(日貿出版社)」や、最近発売
 された「別冊太陽・パノラマ地図の世界(平凡社)」。特に前書は、絵地
 図づくりの行程やコツを詳しく解説しているので、初心者には特にお薦め。
 残念ながら廃刊のようで、新刊書店では手に入らないかもしれない。

 描く題材は、正月を意識したことと、最近「神社仏閣」関連の本や雑誌を
 読む機会が多かったことから、「福岡参詣絵地図」で決まり!鉄道などの
 路線に福岡都市圏に集中する神社を描く簡易版。紙面が絵葉書サイズなの
 で、結局は「初三郎式」もどきの鳥瞰図となった。

 この際、意外に役に立ったのが前号で紹介した「ジグソーパズル」。
 初三郎の神戸市鳥瞰図を一片ずつ組み上げ、微妙な色調の変化や色遣い、
 構図の法則も、本や折本で観る以上に理解できる気がする。

 さあ、後は仕上がってのお楽しみ。年末にサイトでも公開するので、批評
 をぜひお願いする。観るだけでなく、地図は描くことでより楽しみを感じ
 られる。あなたもぜひ、身の回りの題材で地図を描いてみては?
 
 2003.11.25  
                             Write: 益田
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