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地図デザインのマッチラベル
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 切手と並ぶ小さなコレクション対象物に「マッチラベル」がある。明治や
 大正期のものは人気も高く、アールヌーヴォー柄や純日本調のものが特に
 人気があるようだが、私の場合は当然のごとく「地図」柄が対象になる。

 切手のように小さすぎず、絵葉書ほどの大きさも無いことから、デザイン
 的には見劣りするものも多く、単純なお店の案内地図などが多いのだが、
 時に珍品もある。例えばアールデコ調のデザインが施されたもの、浮世絵
 風のデザイン、そして鳥瞰図絵師・吉田初三郎のデザインのものなどだ。

 これらは純粋にマッチラベルをコレクションしている人のアンテナに掛か
 らないことも多い。その理由のひとつは、年代が比較的新しいものにこの
 手のものが多いこと。昭和初期や戦後すぐのものはコレクション対象にし
 ていない方も多いからだ。それでも昨今の昭和30年代ブームで、少しず
 つ戦後のものも蒐集する方も増えてきたように思うが、入札紙などで入手
 する際にもあまり競わなくて済むので助かる(笑)。

 蒐集した後の整理も悩みのひとつ。解体してデザイン面だけを残す方法も
 あるが、私としてはできるだけその形態のものも残したい。あくまで生活
 資料としての価値を考えた場合、その選択を捨てる気にはならず、結果と
 して形態そのままとデザイン面のみを整理したもの2種を所持することに
 なってしまった(笑)。たぶん、これは昔、大好きなレコード盤を聴く用
 と保存用と2種買ったことがある人には判るこだわりだと思う。

 何にしても、マッチラベルはまとめ売りが多く、束で買った中にこのよう
 な「掘り出しモノ」が多々ある。小さいこその特典かもしれない。
 
                            Write: 益田
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